トヨタ自動車、猛攻8トライ!圧勝で準決勝進出

[ 2010年2月15日 06:00 ]

後半35分 敵陣右中間にトライを決めるトヨタ自動車FLホップグッド

 ラグビー日本選手権は14日、秩父宮で2回戦2試合を行い、トップリーグのトヨタ自動車とNECが順当勝ちし、ともに準決勝へ進出した。トヨタ自動車はNTTコミュニケーションズ(トップチャレンジ1位)から8トライを奪う猛攻で50―17と圧勝。NECは大学選手権優勝の帝京大をFW戦で38―5と圧倒した。20日の準決勝は三洋電機―NEC(秩父宮)、トヨタ自動車―東芝(花園)に決まった。

 <トヨタ自動車>地力の差で圧勝したが、準決勝へ不安を残した。SH麻田主将が「ブレークダウン(ボール争奪戦)の質が低かった」と振り返ったように、後半最初の20分間は格下に押されっぱなし。プロップ熊谷やロック谷口らケガ人も続出し、チーム状態も良くない。準決勝はトップリーグ王者の東芝と対決。石井監督は「ブレークダウンを修正して臨みたい」と笑顔はなかった。

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2010年2月15日のニュース