皆川“夫婦出場”正式決定！史上３組目

バンクーバー冬季五輪での活躍を誓う皆川（左）と上村

　全日本スキー連盟（ＳＡＪ）は２０日、バンクーバー五輪代表に、アルペン男子で３大会連続出場となる佐々木明（２８）とトリノ五輪回転４位の皆川賢太郎（３２）、スキークロス男子の滝沢宏臣（３６）、スノーボード男子パラレル大回転の野藤優貴（２２）の４人を追加し、代表４０人が出そろった。

　皆川は女子モーグルの上村愛子（３０）と夫婦出場が正式に決まった。冬季五輪で夫婦同時出場は６４年インスブルック大会スピードスケートの長久保文雄、初枝、０２年ソルトレークシティー大会バイアスロンの菅恭司、弘美夫妻に次いで３組目。皆川は「お互いの存在を支えとし、刺激としながら、それぞれに五輪出場権を手にすることができました。夫婦の絆（きずな）を力に変えて、僕たちはアスリートとして残りの日々を五輪で最高の滑りをするためだけに頑張っていきたいと思ってます」と決意のコメントを発表した。