スピード鈴木強化部長「メダル4個を目指したい」

[ 2009年12月30日 19:57 ]

 想定外だった中学生の高木を除けば、代表はほぼ順当な顔触れとなった。鈴木強化部長はメダル4個を目標に掲げた。7大会ぶりのメダルなしに終わった前回五輪の雪辱がテーマになる。

 最も期待されるのが男子500メートル。W杯で表彰台の常連となっている加藤と長島に加え、前回4位の及川も底力はある。ただ、外国勢にも強豪が6、7人おり、いかに本番に調子を合わせられるかが勝負となる。
 女子はW杯で上位3人が固定されている500メートルよりも、1000メートルで小平、吉井に期待できる。特に小平はスピードとスタミナのバランスが取れればメダルに近い。
 伸び盛りの高木は本番までの1カ月半でさらに化ける可能性がある。団体追い抜きもチャンス。穂積、田畑、小平に高木を加えた布陣は十分に表彰台を狙う力がある。

 ▼鈴木恵一・日本スケート連盟スピード強化部長の話 最強メンバーを選んだつもり。人や色を問わず、メダル4個を目指したい。やるしかないと強い気持ちで臨んでほしい。高木はスピードもスタミナもある。団体追い抜きのメンバーで使いたい。

続きを表示

2009年12月30日のニュース