遼くん、締めの鐘打ち鳴らす「日本を元気に」

[ 2009年12月30日 17:58 ]

 東京証券取引所で30日開かれた大納会の式典に、男子ゴルフで史上最年少の賞金王に輝いた石川遼(18)が参加し、1年の取引を締めくくる鐘を打ち鳴らした。

 スーツ姿で登場した石川は緊張した表情。来場者を前に「ことしは戦い続けた1年だった。(来年も)スポーツの力で日本全体を元気にしていけるように頑張りたい」と力強く話した。
 ことしの株価は3月を底に戻り基調となったが、夏以降は足踏み状態が目立った。東証の斉藤惇社長は「石川選手の戦う姿勢は大変に美しい。経済も株価もことしはもう一つだったが、来年は(石川選手のように)輝く日本の時代が来ると思う」と話した。全員の手締めで来年の活発な取引を祈った。

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2009年12月30日のニュース