世界の顔?遼くん、元大統領あいさつ交わし写真は真ん中に

[ 2009年10月7日 10:36 ]

世界選抜の記念撮影で、クリントン元米大統領に横に並ばれ、緊張した表情を見せる石川遼(左から3人目)

 石川が世界の大舞台に飛び出した。1回目の合同練習が行われたこの日、早朝からクリントン氏がコースを電撃訪問し、米国選抜だけでなく世界選抜のメンバーにも声援を送った。石川も元米大統領とがっちりと握手。英語であいさつを交わし「緊張したけれど、とても歓迎してもらいました」と世界の要人にも堂々と応対してみせた。

 今大会はすべての行動がチーム単位で、石川は5日夜からメンバーとともに食事。コース入りも一緒にするなど世界選抜の一員としての行動が課せられている。
 チーム写真の撮影で真ん中に納まった後は、全米プロを制したヤン、2006年全米オープン覇者のオギルビーらとともに17ホールを練習ラウンド。途中で世界選抜主将のノーマン(オーストラリア)が石川のプレーに付いて談笑する場面も見られ、超一流選手らが18歳を仲間として認める和やかなムードが漂った。
 「ここにいることが夢のよう。緊張しているけれど、少しでもチームに貢献できるよう力を出し切り、一つでもポイントを挙げたい」と目を輝かせた。(共同)

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2009年10月7日のニュース