クルム伊達会心スタートも“雨がとっても不安”

[ 2009年10月7日 06:00 ]

 テニスの楽天ジャパン・オープン第2日は6日、東京の有明テニスの森公園で行われた。女子シングルス1回戦では、第4シードで世界ランク101位のクルム伊達公子(39=エステティックTBC)が同178位のクセーニャ・リキナ(19=ロシア)に6―3、6―1で快勝し、2回戦に進んだ。男子シングルス1回戦では全米オープン覇者で第1シードのフアンマルティン・デルポトロ(21=アルゼンチン)が予選勝ち上がりのエドゥアル・ロジェルバセラン(25=フランス)に4―6、4―6で敗れる波乱があった。

 クルム伊達公子は昨年11月の国内大会で逆転負けしたリキナに快勝し、雪辱を果たした。「自分の第1サーブの確率を上げ、ネットに出て攻撃的なプレーができた」と笑顔で振り返ったが、心配なのは雨が続く天気。「きょうはセンターコートで屋根が閉まっていたけれど、体温が下がれば体の動きも鈍くなる。それが不安要素」と話した。それでも、気温が下がるのとは裏腹に周囲の期待は高まるばかり。男子のフェデラー、マリー、錦織らが欠場し、第1シードのデルポトロも初戦敗退した大会で、クルム伊達が救世主となれるか。

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2009年10月7日のニュース