姚明不在もロケッツ逆転！首位に迫る１・５差

　ＮＢＡは１６日、西地区サウスウエスト２位のロケッツが敵地ニューオーリンズで同３位のホーネッツに９５―８４で逆転勝ち。センターの姚明（２８）が体調不良で欠場したものの、ロン・アーテスト（２９）が全１８得点を後半に集中させて勝利に貢献した。ディビジョン首位のスパーズがサンダーに７８―７６で敗れたためゲーム差は１・５。ロケッツは今後２試合を消化したあと、２２日に敵地サンアントニオでスパーズと激突する。

　＜ロケッツ　アーテスト後半大爆発＞風邪気味の姚明に代わって４２歳のムトンボが先発。戦力ダウンは避けられず、第３Ｑ序盤で１１点を追う展開となったがそこから試合をひっくり返した。アーテストは前半は無得点。開始からシュートを１１本連続で外していたが、後半に入って本領発揮。「苦しい状況になっても勝てるチームなんだ」と、ディビジョン内のライバルからもぎ取った白星に胸を張っていた。