遼くんに報道陣50人 ガールフレンドは?の質問も

[ 2009年3月18日 09:40 ]

トランジションズ選手権を前に記者会見で笑顔見せる石川遼

 石川はデビュー戦に続いて2度目の公式会見に「まだまだ慣れない。緊張しました」と苦笑いしたが、前回よりも堂々とした英語でのスピーチで存在感を示した。

 この日は聖パトリックの祝日。それを祝う言葉の後に「帰国中の2週間は、アメリカのハンバーガーが恋しかった」と続け、米メディアの笑いを誘った。
 2月のデビュー戦ほどではないものの、米国での注目度は高い。将来の目標やあこがれの選手、好きな色にガールフレンドまで質問は多岐に及んだ。
 ただ、総勢50人もの報道陣を引き連れてラウンドする姿は、奇異にも映るようで、記者会見後に行われたインタビューで「こんなに大勢に囲まれることには慣れた?」と聞かれ、苦笑する場面もあった。
 写真にサインをねだり、それをインターネットのオークションで転売する者も登場するなど、日本の17歳の名前は浸透しつつある。
 あとは今後の活躍次第。石川は「早く多くの人に“RYO ISHIKAWA”として覚えてもらいたい」とあらためて誓った。

【一問一答】

 ―デビュー戦の後は。
 「学校では期末テストがあった。米国に戻ってからは毎日コースを回り、(契約する)IMGの施設でテニスもした」
 ―注目を集めることは。
 「ゴルフに関しては持っているものをぶつけるだけなので、プレッシャーはない。でも、こういった会見は緊張する」
 ―人気者だが、日本では1人で外出できるのか。
 「たぶん問題はないはずだが、自分の勇気がないのか、1人ではなかなか外出できない」
 ―米国のファンの印象は。
 「デビュー戦ではとにかく毎ホール、大きな声で応援してくれた。楽しかった。以前、今田竜二さんが(韓国の)崔京周と間違えられた、との話を聞いたが、ぼくも(間違えられないよう)覚えてもらえればうれしい」
 ―帰国後は米国のハンバーガーが恋しかったとか。
 「アメリカのハンバーガーで気に入っているのはまず大きさ。このコースのクラブハウスのものもとてもおいしい。話していたらおなかが減ってきた」(共同)

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2009年3月18日のニュース