日本「海外」最多タイの金9個/冬季ユニバ

[ 2009年2月27日 19:00 ]

加藤智佳(中)

 ユニバーシアード冬季大会第10日は27日、中国のハルビンなどで行われ、スノーボード・ビッグエアの国母和宏(東海大)とアルペンスキー女子総合の加藤智佳(北海道教大)が優勝した。日本は28日の最終日を残して競技を終え、獲得メダル数は金9、銀8、銅3の計20で、金メダル数は1997年大会(韓国)と並んで国外開催では最多と健闘した。

 国母はハーフパイプ(HP)との2冠に輝き、加藤は4種目合計得点で首位の416点を挙げた。スキー距離男子30キロクラシカルで吉田圭伸(中大)は1時間27分13秒9の5位だった。男子回転は松本勲人(法大)が合計タイム1分35秒91の6位。大回転2位の大越龍之介(東海大)は1回目で途中棄権した。

 ▼吉田圭伸の話 ラスト500メートルぐらいで離された。両親もメダルを取ってほしい、と言っていたし、僕自身も絶対取りたいと思った。悔しい。(持てるものは)出し切った。力が足りないだけ。もっと強くなりたい。

 ▼松本勲人の話 細かい旗門設定だったが、2回目はあきらめずに攻めていけた。夏に瞬発力を鍛え、冬はスキーをたわませることを意識して練習した。成績は残せなかったが、努力すれば世界で戦えるような気がする。(共同)

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2009年2月27日のニュース