複合のVに続き女子リレーも最高の7位

[ 2009年2月27日 10:58 ]

 ノルディックスキーの世界選手権第8日は26日、チェコのリベレツで行われ、複合団体の日本が逆転優勝し、今大会日本勢初のメダルを獲得した。複合団体の金メダルは荻原健司らを擁した1995年大会以来で、表彰台も7大会ぶり。距離女子20キロリレーの日本は55分40秒4の7位で、前回札幌大会の8位を上回り、五輪を含めた最高位を記録した。

 エース高橋大斗(土屋ホーム)を外した複合の日本は前半飛躍(HS134メートル、K点120メートル)で加藤大平(サッポロノルディックク)が128メートルを飛ぶなど452・4点の5位につけた。後半距離(20キロ)は第1走の湊祐介(東京美装)から首位争いを演じ、加藤、渡部暁斗(早大)とつないで最終の小林範仁(東京美装)がゴール前でドイツ選手に競り勝った。4選手は表彰式に参加、金メダルを受け取った。
 女子リレーは最初の夏見円(JR北海道)は8位だったが、好調の石田正子(同)が3位まで上がり、柏原理子(長野・飯山南高)福田修子(岐阜日野自動車)と粘った。フィンランドが54分24秒3で2連覇した。
 ジャンプ男子の個人ラージヒル(HS134メートル、K点120メートル)予選は悪天候のため途中で打ち切りとなり、27日の本戦前に実施されることになった。(共同)

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2009年2月27日のニュース