遼くん「打つのが恥ずかしいぐらいだった」

[ 2009年2月27日 06:00 ]

米男子ゴルフツアーのデビュー戦を終え帰国し、記者会見する石川遼

ものすごい刺激…遼くん興奮とともに帰国(ゴルフ)

 【遼くんに聞く】
 米ツアー初挑戦を終えて帰国した石川遼は、長旅の影響もあってか、少し日焼けした顔には疲れも目立った。
 ――デビュー戦の感触は。
 「米ツアーで回る選手との差を感じた。どこかと言われたら、すべてのクラブ。特にショートゲーム。スイングの安定感も出場した選手の中で一番なかった。打つのが恥ずかしいぐらいだった」
 ――予想以上だった?
 「厳しいとは思っていたが、予想よりもちょっと差が大きかった。2日間は悪い内容じゃなかったし、粘り強くプレーしたつもりだが、それでも3打届かないのか、と」
 ――収穫は。
 「ツアーを経験できたこと。いままで感じたことのない緊張や、難しいラフ、長いコースを経験できた。今後の練習に生かしていきたいと思う」
 ――あこがれのタイガー・ウッズとも対面した。
 「緊張であっという間だったが、握手の瞬間は時間がゆっくり流れた気がする。数秒間だったが、器の大きさを感じた」
 ――次の渡米までに何をしたいか。
 「米ツアーの選手がスイングする時の回転スピードの速さが印象的だった。自分もいまできる最速のスイングを求めていきたい」

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2009年2月27日のニュース