八百長疑惑 朝青龍、勝訴は「当然」

[ 2008年12月11日 19:17 ]

 八百長疑惑記事をめぐる名誉棄損訴訟が11日に東京地裁で結審したことを受け、日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は「こちら側としては潔白を主張した。後は弁護士に任せているので、結果を待つしかない」と話した。

 10月に証言台に立ち、この日は鹿児島県奄美市で巡業中の横綱朝青龍は、相撲協会の吉川精一弁護士が「勝訴を確信している」と話したと伝えられると「当然のことでしょう。それだけ苦しんできた。お金で決めるものじゃない。名誉の問題だ」と強い口調で述べた。

 判決が出る来年3月26日は春場所12日目。無気力相撲を取り締まる監察委員会の友綱委員長(元関脇魁輝)は「もっと早く終わってほしかったけど、勝訴が最大の目的だ」と話した。

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2008年12月11日のニュース