16歳アマ琴乃ちゃん5位/日本女子OP

[ 2008年10月2日 19:59 ]

第1日、1アンダーで5位につけたアマチュアの香妻琴乃

 日本女子オープン選手権第1日は2日、新潟県紫雲GC(6484ヤード、パー72)で行われた。

 女子ゴルファー日本一を決めるビッグイベント。李ジヒョン(韓国)が4バーディー、ボギーなしの68で回り単独首位に立った。2週連続優勝を狙う上田桃子は73で12位、宮里藍は74で20位。
 トップと1打差に川原由維、宅島美香が続いた。16歳のアマチュア、香妻琴乃(こうづま・ことの=宮崎・日章学園高)が20歳の若林舞衣子らとともに1アンダーの5位。賞金ランキング首位の福嶋晃子は72で9位につけ、昨年覇者の諸見里しのぶと横峯さくらは77で59位と出遅れた。(賞金総額1億4000万円、優勝2800万円、参加120選手=うちアマ12)

 ≪アンダーパーわずか8人≫アンダーパーで回った選手が8人しかいない中、16歳のアマチュア、香妻が3バーディー、2ボギーの71と好発進した。今大会のために深いラフで鍛えてきたという寄せと、パットが上々の出来だった。あどけない表情の高校1年生は「全ホールでパーを取ることが目標だった。安定していて良かった」とはにかんだ。
 6月の日本女子アマ選手権で36ホールの大会記録を更新した有望株。バッグは14歳の弟、陣一朗君が担いでいるが「きょうは、けんかしなかった」。目標とする予選通過に向け「あしたはあしたで、また違う風が吹くと思う」と慎重に話した。

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2008年10月2日のニュース