ダボ叩いた…遼くん出遅れ67位 首位は深堀

[ 2008年10月2日 15:44 ]

第1日、3オーバーの67位と出遅れた石川遼

 コカ・コーラ東海クラシック第1日は2日、愛知県三好CC西(7310ヤード、パー72)で行われ、17歳の石川遼は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75で、3オーバーの67位と出遅れた。深堀圭一郎が1イーグル、6バーディー、1ボギーの65で単独首位に立った。

 2打差の2位はブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)、さらに1打差の3位に谷口徹が続いた。永久シード権獲得のツアー通算25勝にあと1勝の片山晋呉は1アンダーの71で12位、前回優勝のカミロ・ビジェガス(コロンビア)はイーブンパーの27位。(賞金総額1億2000万円、優勝2400万円、参加108選手=うちアマ6)

 ≪ショック…女性ギャラリー直撃≫石川は67位と出遅れたものの「ボギーのところをパーで切り抜けられたし、バーディーを取りたいホールでは取れた」と前向きに話した。
 8番(パー3)では予想外の事態が起きた。大会の広報担当者によると、第1打が右方向に行き、女性ギャラリーの頭に当たってカート道へ。ボールははねて池に落ちてOB。このホールをダブルボギーとした。幸い女性は病院で異常なしと診断され、大事には至らなかった。
 「OBよりも人の頭に当たったことがショックだった」と振り返った石川。予選通過に向けて苦い経験を踏まえつつ「明日はぼくが頑張るだけ」と気持ちを切り替えた。

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2008年10月2日のニュース