朝青龍何を言う?大相撲八百長疑惑裁判

[ 2008年10月2日 19:54 ]

 日本相撲協会と力士らが、八百長疑惑記事を掲載した週刊誌の発行元の講談社などに名誉棄損で損害賠償などを求めた民事訴訟で、横綱朝青龍が3日、原告として東京地裁に出廷し証言する。

 週刊誌は、朝青龍が対戦相手に金銭と引き換えに八百長を持ち掛けたとの記事を昨年1月から掲載。朝青龍は一連の報道を強く否定している。現役横綱の裁判への出廷は極めて異例。3日は記事を執筆した武田頼政氏と、被告側の証人として、かつて週刊誌上で八百長を告白した元小結の板井圭介氏も出廷する。
 相撲協会の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は2日、「潔白であることを、しっかりと主張すればいい」と述べ、朝青龍の師匠である高砂親方(元大関朝潮)は「そういうこと(八百長)がないことを信じているから」と話した。

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2008年10月2日のニュース