中村礼子に迫る好タイム 酒井志穂が高校新で連覇

[ 2008年8月18日 18:07 ]

 全国高校総体(インターハイ)第17日は18日、埼玉県などで4競技を行い、競泳女子百メートル背泳ぎで酒井志穂(福岡・九産大九州)が、北京五輪で中村礼子(東京SC)がつくった日本記録に0秒30と迫る59秒66の高校新記録で2連覇を飾った。

 同二百メートルバタフライでは2年生の秋山夏希(山梨・山梨英和)が2分6秒62、男子五十メートル自由形は伊藤健太(愛知・中京大中京)が22秒65の、ともに高校新記録で制した。
 男子板飛び込みは1年生の坂井丞(神奈川・麻布大渕野辺)が勝った。

 ≪秋山夏希は五輪代表に“勝った”≫女子二百メートルバタフライで秋山が2分6秒62の高校新で勝った。タイムは北京五輪で星奈津美(埼玉・春日部共栄)が出した2分7秒02を大きく更新した。
 予選は2分11秒32で2位。「何をやっているんだと奮起した」という決勝では、百メートルで首位に立ち、後半に一気にスパート。2位に3秒75差の圧勝だった。「6秒台が出て自分でもびっくりです」と喜んだ。20日の百メートルでは北京五輪帰りの星との対決が待つ。「いいライバル。ベストの戦いで2冠を達成したい」と自信を見せた。

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2008年8月18日のニュース