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東大「五月祭」爆破予告で当日中止 「強い遺憾の意を表明」 17日は開催決定

[ 2026年5月17日 05:30 ]

中止が決定した東大学園祭「五月祭」
Photo By スポニチ

 東大の学園祭「五月祭」を運営する学生団体は16日、会場の本郷キャンパス(東京都文京区)に爆破予告があったとして全企画を中止した。この日は参政党の神谷宗幣代表の講演会が予定されていた。警視庁本富士署によると、同日午前に五月祭の公式サイト宛てに神谷氏を殺害するとのメッセージがあったという。

 東大は「自由な学術の場である大学において開催される学園祭が、このような経緯により中止されることに、強い遺憾の意を表明」とコメント。学生団体は16日夜にキャンパス内の安全が確認されたとし、2日目の17日の開催を決定。「夜間の警戒態勢の強化や入構時の手荷物検査等により、安全を確保します」とした。

 神谷氏の講演会は16日正午から予定されていた。主催する政治系サークルとのパネルディスカッションも計画。来場者によると、講演会に反対する人々が会場前の通路をふさぎ、口論が起きていたという。

 講演会反対を訴えていた50代男性は、神谷氏が差別的な発言を繰り返しているとして「大学の自治を侵すつもりはないが、学術的な場で発信するのは間違い」と話した。神谷氏は講演会の中止についてSNSで「やむなし」と投稿した。

 学園祭の中止が決まると、学生団体のスタッフが退場を呼びかけた。構内にいた学生は「急に追い出された」と困惑し、正門付近は多くの人で混雑。屋台を出していた学生からは「準備に時間をかけていたし、損害も出た。ふざけるな」と怒りの声も聞かれた。

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