石破前首相 高市政権の農政に思うところも「不愉快だから言わない。メディアでは言いますよ」
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石破茂前首相(68)が1日放送の文化放送「後藤謙次 Point of Viewスペシャル 政権キーマンに聞く~2026年・この国の行方~」でジャーナリスト後藤謙次氏のインタビューに応え、高市内閣の農業政策について言及した。
石破政権は事実上の減反政策を止めてコメ増産に転じる方針を打ち出したが、高市早苗首相の下で就任した鈴木憲和農相は「需要に応じた生産が基本」と政策を転換させた。
石破氏は、鈴木農相が推奨するおこめ券を含めたコメ政策について「国会で大臣によく聞かんと分からんですがね。私を農林水産委員にしてくれれば聞きますけどね…してくれんでしょうな」と冗談めかしつつ、食料自給率の問題に言及。日本の食料自給率はカロリーベースで38%だが「肥料も全部輸入ですからね。コメ作るのに石油いるわけで石油もほとんど輸入ですからね。そうすると本当は自給率って10%台まで下がる」と“現実”の数字を挙げて「それは国としてまずいでしょ?」と問題提起した。
2026年度予算案の防衛費は過去最大の9兆353億円を計上したが「どんなに飛行機や船や戦車買ったって食べ物がない」と石破氏。「海外にマーケットを求める、国内にマーケットを求める、それって増産じゃないんですか?コストを下げるために頑張りました、規模拡大するために頑張りました、そういう人たちに対して国策に適う努力をした人たちに対しては正当な支払いを行う方が政策として筋通っていると思う」と自身の考えを述べた。
しかし党内でそういう意見を述べる機会はないそうで「そうすると後ろから鉄砲また撃ち始めたなんていう話になりますんでね、不愉快だから言わない」と本音を語る。「ただメディアでは言いますよ、そりゃ」と笑っていた。











