×

政界のご意見番「ポジションゆえの影響を考えないと国益を損なう時が…」 台湾有事巡る高市首相発言で

[ 2025年11月16日 23:04 ]

高市早苗首相(ロイター)

 自民党の伊吹文明元衆院議長(87)が12日放送のBSフジ「BSフジLIVE プライムニュース」(月~金曜後8・00)に出演し、高市早苗首相の台湾有事を巡る発言について言及した。

 高市首相の“働きぶり”について聞かれると「まだ分かりませんよね」としつつ、日本維新の会との連立合意で「高揚感があるなという印象を受けた」という。就任直後から異例の外交ラッシュをこなしたが、「トランプ大統領に対して、国益を背負ってるんだからゴマをすったりしてへつらわないといけない。心ならずも、かも分からないがちょっとお世辞が過ぎるんじゃないかという感じも受けた」とトランプ米大統領来日時の言動についてチクリと刺した。

 7日の衆院予算委員会で高市首相が「台湾有事は存立危機事態になり得る」と答弁したことに対して中国の駐大阪総領事がSNSで反発、その後、日中で非難の応酬となっている。

 伊吹氏は「政治家・高市早苗として発言をするのはいいが、総理大臣というポジションでどこまでどういうことを言うのかは別問題。ポジションゆえの影響を考えてやらないと国益を損なう時がある」と懸念を示しつつ、「国内的に右寄りの人たちに受ける発言としては合格点でしょう、そりゃ」とも。

 高市首相は「政府の従来見解に沿ったもの」として撤回を重ねて否定している。伊吹氏は「撤回したら今度は大問題になる。それはできませんよ、言った限りは。それが総理大臣というもののつらいところであり、ポジションのデューティーとして考えなければいけないところだから」と話した。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「騒動特集」特集記事

社会の2025年11月16日のニュース