維新・藤田共同代表 自公との連立与党入り明言せず「誰がなろうと、何を実現するのかが一番大事」
日本維新の会の藤田文武共同代表(44)が16日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・30)に生出演し、総裁選(22日告示、10月4日投開票)で新総裁を選ぶ自民党との連立与党形成について見解を語った。
自民・公明の連立与党は、衆参両院で過半数を割り込んでいる。そんな中でクローズアップされているのが、維新と国民民主党の存在。どちらかを連立に取り込むことができれば、衆参両院ともに過半数を確保でき、安定した政権運営が期待できる。
番組では、総裁選に出馬候補、予定者と、両党との関係性を解説。小泉進次郎農相は、維新の吉村洋文代表と親密な関係にあり、林芳正官房長官も馬場伸幸前代表や遠藤敬国対委員長との関係が近いとした。また茂木敏充前幹事長は、幹事長時代に藤田氏と法案を議論した関係性を説明。高市早苗前経済安保担当相、小林鷹之元経済安保担当相は、ともに国民民主とのパイプがあるというものだった。
大下容子アナウンサーから「新総裁の下、連立を求められたら組む考えはありますか」と問われた藤田氏は「いつも聞かれるんですけど、誰がなろうと、何をやるか。優先順位高く何を実現するのかがまず一番大事」と述べ、明言を避けた。
政治とカネ問題を巡る有権者の不信感などから、自民は昨秋の衆院選、今年7月の参院選でともに惨敗している。藤田氏は「自民党さんそのものの信頼自体が地に落ちていて、自民党が悪いだけじゃなくて、私たちの受け止めとしては政治全体の信頼が落ちているんだと、自分たちも振り返って反省するという姿勢が大事だと思う」と、政界全体の自浄作用を訴えた。その上で「誰だったらやりやすいとか、誰だったら一緒にできるとかの議論の前に、まずは新しい総裁が何を打ち出し、何を執念を持って実現するかについて、一番最優先に向き合いたい」と述べた。
政策ごとに連携する可能性についても問われると、「政策の連携はこれまでも自公政権ともやってきたし、立憲民主党さん、国民民主党さんとも、ともに法案を出したり、国民民主党さんについては憲法改正の素案を一緒に作ったり、伴走したり」と、過去の連携例を説明。「どこも過半数取る勢力がないという国会が既に実現してしまっているから、我々も無責任に批判だけをして、自民党の足を引っ張るだけの姿勢では責任を果たせない。新しい政治の意思決定に向かっていく、知恵を絞る時期にきていると思う」と、党のスタンスを強調した。
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