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石破首相がまねすべきだった歴代首相 伊藤惇夫氏が指摘「党内に味方がいないなら外から…」

[ 2025年8月4日 15:20 ]

石破茂首相
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 政治アナリストの伊藤惇夫氏が4日、文化放送「くにまる食堂」(月~木曜前9・00)に生出演し、参院選の惨敗を受け自民党内で起きる石破茂首相降ろしと、首相の進退について自身の見解を語った。

 参院選で与党過半数割れの惨敗を喫し、石破首相は責任を追及されながら、続投への意思を表明している。伊藤氏は「自民党の中は今、石破辞めろ、石破辞めろと大騒ぎしている。派閥のボスたち、みんな“ポスト石破を誰にしようかな”とか、“俺の影響力があるやつにした方がいい”とか大騒ぎしている」と内情を解説した。さらに「普通は福は内、鬼は外だけど、逆になっちゃっている。中には鬼しかいない。外に福がある。外の福は何かというと、世論ですね」と続けた。

 伊藤氏は「今日あたり、どこかの民放の調査結果を見ると、石破内閣の支持率は上昇している。自民党の支持率は下がっているんですよ。その傾向が徐々に定着しつつある」と説明。「石破さんが頑張っている背景に、世論が我に味方をしているんだという思いはあると思う」と推察した。

 石破氏の粘り腰について、伊藤氏は「遅すぎました」と指摘した。「こんなに早く、1年も経たないくらいで追い詰められるのなら、なんで早く石破カラーを出さなかったのか」。自身が前向きな考えを示していた
政治改革には積極的に取り組むべきだったとし、「たとえば政治とカネの問題でもああいう中途半端な処理をしないで、思い切って本当の意味での党改革のセクションを作るとか、裏金問題を起こした議員たちをもっと厳罰に処するとか」と述べた。

 さらに「小泉さんのまねすればよかったんですよ」と、小泉純一郎元首相の名を挙げた。当初、党内で反対論が根強かった郵政民営化を断行。「党内に味方がいないんだったら、外から援軍を連れて来ればいい。援軍というのは世論です。自民党をぶっ壊すとか小泉劇場を展開して、世論を凄く味方につけたんです。味方を背景にして自分の思うような政治を行った」と解説した。

 党内野党と言われ、国民の支持も高かった石破氏。伊藤氏は「そもそも石破さんが総理になった理由は、それまで岸田さんが総理大臣をやっていて、もの凄い評判悪くて。このままいくと総選挙負けちゃうなと思って。世論の支持のある人を表紙に持ってこようというので、最終的に石破さんになった」と経緯を説明。「なった途端に、今までの自民党の総理・総裁と一緒だよねとなった」と残念がっていた。

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