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学歴詐称疑惑の伊東市長 急転続投表明 “証書”チラ見せ、百条委拒否…これまでの経緯

[ 2025年7月31日 20:31 ]

 学歴詐称の疑いを指摘されている静岡県伊東市の田久保真紀市長(55)が31日夜、市内で会見を開き、辞意を翻して続投する意向を明らかにした。

 28日の定例会見では、進退について問われ「31日に改めて会見を開く。弁護士とも相談し、整理したものを説明できるようにする」と述べていた。

 会見には代理人弁護士も同席した。田久保氏は冒頭で謝罪しながらも、「たくさんの方々から本当にたくさんの方から厳しいご意見とともに、伊東が変わる機会が失われるのかと、大きな失望の声も多くいただきました」と説明。街で耳に入った激励の声に励まされて翻意したことを明かした。記者から「辞職はしない?」と問われると、「そのように取っていただいて結構です」と断言した。

 問題の経緯は以下の通り。

 ▽5月25日 伊東市長選で田久保氏が現職候補を破り初当選。その後、「平成4年 東洋大学法学部卒業」とした学歴について、詐称を指摘する告発文が全市議に送付される。

 ▽6月4日 大学卒業証書提示を求めた市議長らに文書をチラ見せ。

 ▽同25日 告発文について市議会で問われ、「怪文書」と回答。告発者への法的措置検討を口に。

 ▽同28日 東洋大からの回答で、実際には「除籍」だったことが判明。7月2日の会見で除籍だったと認める。

 ▽7月7日 市議会が百条委員会設置と田久保市長への辞職勧告決議案を採択。同氏は辞意と、出直し選への出馬を表明。また同市の建設会社社長が、公選法違反の疑いで田久保氏を刑事告発。

 ▽同11日 第1回百条委が開かれ、田久保氏へ卒業証書とされる文書の提出を求める。

 ▽同18日 田久保氏が回答書で、卒業証書とされる文書の提出を拒否。今月中の辞職を表明。一方で再び告発文が送付。平成4年に東洋大を卒業したと名乗る人物からで、「お遊びで作ってあげた」卒業証書の存在を明らかにする。

 ▽同24日 田久保氏が百条委への出頭要請を拒否。

 ▽同28日 田久保氏が定例会見で、進退についての会見を31日に開くと説明。伊東署が公選法疑いの告発状を受理。

 ▽同29日 田久保氏の知人が百条委の証人として出席。「大学は卒業していないと聞いた」と証言。

 ▽同31日 千葉県の男性が田久保氏に対し、有印偽造私文書行使などの容疑で伊東署に刑事告発。会見で田久保氏が辞意を撤回し、続投を表明した。

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