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田中真紀子氏 自民党の総裁選をバッサリ「へなちょこばっか」適任者「私は1名いると思いますけど」

[ 2024年9月9日 20:06 ]

田中真紀子氏
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 田中真紀子元外相(80)が9日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金後1・55)に生出演し、候補者が乱立している自民党の総裁選について手厳しく語った。

 田中氏は「今の候補者がた、たくさん次から次に出ていらっしゃるけど、まあなんか勘違いしてるっていうか」と語り「私の今の立場で見ますとね、なんかへなちょこばっか、出たいから出てきてると。出したい人じゃなくて。そんな感じがしますね。ふざけてますよ」と続けた。

 田中氏は、元首相の田中角栄氏を父に持ち、自身も01年には女性で初めて外務大臣を務めた。それだけに「やっぱり、父の姿を見ていましたし、池田、佐藤、田中という時代の総理になられた方をよく見ていた。うちの父を見ていても非常に孤独ですし、物凄く厳しい仕事ですよ、一国の総理大臣というのは」と語り、「この中の誰かがなったら、明日から日本の顔として世界のひのき舞台に出て行って通じる人がいますか?私は1名いると思いますけどね。あえて申しませんけれど、そのあとの方たちはちょっと使いものにならない。なりたいなりたい、なってみたいと。分かりますよ。そんなことでなるポストじゃない。都知事選とか地方の首長選挙じゃないですからね。内閣総理大臣が何かということが全く分かっていない。恐るべきこと」と手厳しく続けた。

 その1人についてその後、「エレベーターに閉じ込められちゃった人」と、6日に総理大臣官邸内のエレベーターが故障し、30分間閉じ込められた林芳正官房長官を示唆「賢いし経験もある」と語った。

 自民党の総裁選は12日告示、27日投開票。9日時点で小林鷹之前経済安保担当相、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相、林芳正官房長官、茂木敏充幹事長、小泉進次郎元環境相、高市早苗経済安全保障担当相の7人が出馬表明をしており、他にも斎藤健経産相、加藤勝信元官房長官、上川陽子外相らが立候補の準備を進めている。

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