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愛媛・高知などで負傷者12人 震度6弱地震 南海トラフ巨大地震との関連は薄い?

[ 2024年4月19日 04:40 ]

記者会見する地震調査委員会の平田直委員長(左)
Photo By 共同

 17日午後11時14分ごろに愛媛、高知両県で震度6弱を観測した豊後水道を震源とする地震で、両県と大分県で確認された負傷者は18日、計12人となった。高知県宿毛市の70代女性が顔の骨を折るなど2人が重傷を負った。

 各地で断水や建物の損壊、道路の通行止めも発生。高知県檮原町では倒木により一時、松谷地区が孤立状態となったが、18日午前に解消。JR四国は18日の始発から運転を見合わせたが、午後2時半ごろから予讃線の一部区間で再開した。

 愛媛、高知両県の小中学校や高校など計21校で屋上の貯水槽漏れや窓ガラスの破損などの被害があり、15校が臨時休校した。

 気象庁は18日未明に会見し、南海トラフ巨大地震との関連について「この地震によって直接、巨大地震の可能性が高まったとは言えない」と説明。巨大地震がプレートの境界で発生するとされるのに対し、今回はプレート内部で発生。メカニズムが異なるという。

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