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栃木県那須町焼損遺体事件 20代男を任意聴取 結束バンドで手足を縛り顔に袋かぶせ粘着テープ

[ 2024年4月18日 04:40 ]

 栃木県那須町伊王野の河川敷で2人の焼損遺体が見つかった事件で、遺体は結束バンドで手足が縛られ、顔に黄色の袋のようなものがかぶせられ、その上に粘着テープが巻かれていたことが17日までに分かった。現場付近に血痕のようなものや、引きずられたとみられる跡が残っていたことも判明。県警は、2人はいずれも首の圧迫による窒息死だったと発表した。

 近くで赤いガソリン携行缶も見つかった。県警が、事情を知っているとみられる20代の男を任意で事情聴取したことも同日判明。聴取は東京都内の警察署で行ったとみられる。県警は死体遺棄容疑で捜査。複数人による犯行の可能性があるとみており、供述内容などを踏まえて立件の可否を検討する。

 現場は、東北新幹線の那須塩原駅から約17キロの山中。行き止まりになる道幅の狭い道路が1本通っており、小川が流れている。遺体は川沿いの、低木が生えた砂利の地面の上で焼かれていた。付近に民家は数軒あるが、住民はいないという。街灯はなく、夜間は真っ暗になる。携帯電話もつながらない。

 16日午前6時50分ごろ、通行人が河原で炎が上がっているのを発見。「マネキンのようなものが燃えている」と地元の森林組合の男性に連絡した。午前8時すぎ、まだ燃えているのを確認した男性が警察に通報した。男性によると、2人は十字に重なっていた。1人の遺体は仰向けで右手甲から血がにじみ出て、腹部付近から高さ約30センチの炎が上がっていたという。

 県警によると、1人は住所、職業不詳の宝島龍太郎さん(55)。東京都台東区に本籍があるとの情報もある。もう1人は40~60歳ぐらいの身長約1メートル62の女性で、頭部外傷と首の圧迫を伴う窒息死だった。

 ≪詳しい手口特定を≫
 ▼佐々木成三氏(元埼玉県警捜査1課刑事)亡くなる前に火をつけたのか、亡くなった後に遺体を焼いたのか、詳しい手口の特定が重要になる。亡くなった後であれば、身元の特定を遅らせるための可能性が高い。身元が判明した被害者がいつどこで最後にいなくなったのか、また、身の回りのトラブルを調べることで犯人にたどり着く。結束バンドなどで監禁されていたとも予想され、遺体を引きずった跡があるとのことで、複数犯も考えられる。

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