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東国原英夫氏「同性カップルを見ても、別に何とも思わない」首相秘書官の差別発言を批判

[ 2023年2月4日 12:04 ]

東国原英夫氏
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 元衆院議員、元宮崎県知事の東国原英夫氏(65)が4日、自身のツイッターを更新。岸田文雄首相の秘書官・荒井勝喜氏による差別発言について言及した。

 東国原氏は「『差別発言秘書官更迭へ』→荒井秘書官『同性カップルは見るのも嫌だ』と発言。僕は、同性カップルを見ても、別に何とも思わない。これって、荒井氏から見たら、異常なのかな?」とツイート。荒井氏の発言を批判した。

 荒井氏は3日夜、「LGBTなど性的少数者や同性婚の在り方などを巡り「隣に住んでいたら嫌だ。見るのも嫌だ」と記者団にコメント。その後、「誤解を与えるような表現で大変申し訳ない。撤回する」としている。

 荒井氏は経済産業省出身。首相の同性婚に関する国会答弁を巡り、3日夜、オフレコを前提にした記者団の非公式取材に官邸で応じた際の発言だった。荒井氏は「秘書官室は全員反対で、私の身の回りも反対だ」と強調。同性婚が導入された場合は「社会のありようが変わってしまう。国を捨てる人、この国にいたくないと言って反対する人は結構いる」とも語っていた。

 岸田首相は4日、差別発言をした荒井氏を更迭する方向で検討していることを明らかにした。「進退をも考えざるを得ない発言だ」と述べた。

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2023年2月4日のニュース