「黄色い筆洗いバケツ」の「ツボヨネ」廃業 今年3月限り 惜しむ声続出「寂しい」「お世話になりました」
黄色い絵筆洗いバケツでおなじみの文具メーカー「ツボヨネ」が3月末で廃業することを発表した。
同社は1949年創業。本社は大阪で、絵の具用バケツや水彩パレット、ミッキーナイフ、文鎮などの製造、販売をしてきた。1月27日に同社ツイッターで「弊社ツボヨネは創業以来皆様より格別のご厚情を賜り今日まで存続してまいりましたが諸般の事情により、来る2023年3月末をもちまして廃業いたすことになりました。ホームページ及びSNSも1月末をもちまして終了させて頂きます。皆様の長年に渡る並々ならぬご愛顧に心から感謝申し上げます」とした。
廃業発表後、購入希望者が絶えず、在庫品を販売。サイトの閉鎖を2月10日まで延期し「この度は最終販売の商品を多くの方々にご購入いただき、深く感謝申し上げます。在庫品限りのアイテム追加商品を再度ご案内いたします」と投稿した。
バケツの中が分割された筆洗いなどを学生時代に使っていた人も多く、ネット上では廃業を惜しむ声も多く挙がった。「お絵描きの時に筆を洗う黄色いバケツ…子供の頃はメーカーさんまで知らなかったけれどきっとツボヨネさんの製品だったのでしょうね、懐かしいな 卒業後も趣味で描いていた時に愛用させて頂いておりました なんだか寂しいです、お世話になりました」「小中学生の頃、黄色いバケツには大変お世話になりました」「4つに分かれた筆洗、現在も現役で使わせてもらっています。絶妙に使いやすくて丈夫、20年以上前にフリーランスの絵描きになって以来、今でも普通に使っています」「親子共々、お世話になりました。漠然と『ずっとあるもの』だと思ってたので、驚きと寂しさを感じます」「図工の時間、絵画スクール、必ず持って行ってました。今までありがとうございました」などと感謝の投稿が300件以上寄せられ、5万を超えるいいね!がついた(4日午前7時30分時点)。
多くの声に、「この度は弊社の廃業に伴い、多くの方からお心あるメッセージや商品に関するお問い合わせをいただき、誠にありがとうございます。お一人ずつお返事をお返しできず大変心苦しいのですが、沢山のメッセージを拝見して目頭が熱くなる思いです」と感謝をつづった。
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