米小学校で銃乱射19人死亡　児童ら犠牲、テキサス州　容疑者は高校生

　【ロサンゼルス共同】米南部テキサス州ユバルディのロブ小学校で24日、高校生（18）による銃乱射事件があり、アボット州知事は児童18人と教師1人の計19人が死亡したと明らかにした。米メディアが伝えた。高校生は現場近くに住むサルバドール・ラモス容疑者で、死亡した。現場に駆け付けた捜査当局者により殺害されたとみられる。米メディアが伝えた。

　捜査当局は単独での犯行とみて、事件の詳しい状況や動機を調べている。バイデン大統領は事件を受けて同日夜（日本時間25日午前）、ホワイトハウスで演説する。

　アボット氏によると、容疑者は学校周辺まで車で移動。ライフル銃を使用した可能性がある。

　ユバルディは、テキサス州サンアントニオの西約120キロで、メキシコ国境に近い。ロブ小学校には600人弱の児童が在籍している。

　米各地では銃撃事件が相次いでおり、14日には東部ニューヨーク州バファローのスーパーで10人が死亡する事件があった。2012年には東部コネティカット州ニュータウンのサンディフック小で男が銃を乱射し、児童ら26人が死亡した事件が起きている。