稲田氏 辞意表明後の安倍首相の言葉明かす「ここで余力を残して辞任するのが一番」
自民党の稲田朋美幹事長代行(61)が29日、読売テレビ「ウェークアップ!プラス」(土曜前8・00)に生出演し、28日に辞意を表明した安倍晋三首相(65)の体調について語った。
安倍首相の元に「2週間に1度はうかがっていた」という稲田氏は、「7月20日くらいは大変お元気で、30分くらい財政について激論をかわしました」と明かした。異変に気づいたのは、8月に入ってからだという。「8月3日に行った時に、かなりおやせになっているようなイメージを受けたので、『おやせになりましたか?食欲はありますか?』とお聞きしたら、『やや食欲がないんだ』ということをおっしゃっておられました」。
今月14日に会った際にも疲れが見えたといい、「振り返れば、8月に入ってかなりお疲れだったように思います」と推察した。
28日の会見での辞意表明は寝耳に水だったようで、「絶対ないと思っていたので、驚きはなおさらでした」と告白した。辞意表明後には安倍首相と話したといい、「薬が効いてかなり良くなったとおっしゃっていたので、『withコロナじゃないけど、with潰瘍性大腸炎で頑張れるんじゃないですか?』と言ったりもした」。ところが、安倍首相は「これから人事もあるし、国会もあるし、ここで余力を残して辞任するのが一番」と答えたという。
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