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勝野美江さん ホストタウンや食を通し日本の魅力発信

[ 2019年10月21日 10:00 ]

本番へ奮闘中 裏方さん!

 【内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局 企画・推進統括官 勝野美江さん(51)】農林水産省からの出向で16年6月に着任し、「ホストタウン」や食を通じて日本各地の魅力を伝える「食文化発信」を担当しています。前職では和食室長として和食文化を世界へ発信する仕事をしていました。出向後すぐにリオパラリンピックに行き、選手村の食堂が体育館のように広くて驚いた思い出があります。

 ホストタウンは、日本の自治体が参加国・地域の選手や住民との交流を通じて地域の活性化につなげていくもの。国として自治体と海外とのマッチング、各地の取り組みの紹介などをしています。例えば、新体操ブルガリア代表を受け入れる山形県村山市は有志によるファンクラブを立ち上げたり、観戦チケット申し込みの講習会を開くなどしています。「家に帰ってきたみたい」と選手に言ってもらえるのが最高の褒め言葉ですよね。

 こうした「応援の力」を本番に向けてより高めていくことが現在のテーマ。全ての人に「温かい大会」を目指していきたいと思います。

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2019年10月21日のニュース