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彦根市 ひこにゃん経費を再計上 大久保市長「活躍できるよう環境づくりをしたい」

[ 2019年5月27日 17:26 ]

 滋賀県彦根市は27日、市の人気キャラクター「ひこにゃん」の関連経費を盛り込んだ2019年度一般会計当初予算案を発表した。6月開会の市議会に提出する。議会は3月に当初予算案をいったん否決。代わりに可決した4~7月の暫定予算には経費が盛り込まれておらず、ひこにゃんの本格的な活動が危ぶまれていた。

 経費は、一般社団法人「日本ご当地キャラクター協会」(同市)へのひこにゃんの運営委託費など計約5000万円。大久保貴市長は「ひこにゃんが多くの人に支えられていることを受け止め、活躍できるよう環境づくりをしたい」と述べた。

 関連経費が計上された3月の当初予算案は、スポーツ施設の建設事業を継続して教育関連費を削減するなどした点が市議会の反発を招いた。

 ひこにゃんの現在の活動は、同協会がインターネット上で集めた資金を元に運営。26日時点で全国から約530万円の資金が集まり、改めて人気の高さを示していた。

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2019年5月27日のニュース