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相手との口論で口を覆えば一発退場の可能性 判定に抗議してピッチを離れた場合も対象に

[ 2026年4月29日 10:19 ]

28日の欧州CL決勝第1戦でイエローカードを提示する主審(AP)
Photo By AP

 競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)は28日、カナダのバンクーバーで特別会議を開き、差別的発言を隠すために口を覆って対戦相手と口論した選手が一発退場になる可能性があるとのルール改正を発表した。6月11日開幕のW杯北中米大会で採用される。

 2月に行われた欧州チャンピオンズリーグの試合でベンフィカ(ポルトガル)のFWプレスティアンニがレアル・マドリード(スペイン)のFWビニシウスに差別的な発言を行ったとして出場停止6試合(3試合は執行猶予2年)の処分を受けた。この時にプレスティアンニは発言内容が特定されないよう口を覆い、審判が試合を一時中断する事態に発展した。IFABは今回の決定に関し「大会主催者の裁量により、相手選手と対立する状況で口を覆った選手は、レッドカードによって制裁を受ける可能性がある」と指摘した。

 また、IFABは審判の判定に抗議してピッチを離れた選手も一発退場を可能にするルール改正も決定。ピッチを出るよう促したチーム関係者にも適用される。1月のアフリカ選手権決勝で判定を不服としたセネガルが試合中に一時ロッカー室に引き揚げて試合が中断。再開後に1―0で延長戦を制したが、モロッコの抗議を受けてアフリカ連盟がセネガルのタイトル剥奪を決定。セネガルの試合放棄によって3―0でのモロッコの勝利を認定し、セネガルが決定の取り消しを求めてスポーツ仲裁裁判所に提訴している。

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