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横浜M 運にも判定にも見放された…降格圏と勝ち点0差 日産身売り騒動に揺れる中0-1敗戦

[ 2025年10月5日 05:15 ]

明治安田J1リーグ第33節   横浜M0-1柏 ( 2025年10月4日    三協F柏 )

<柏・横浜M>試合に敗れた横浜Mイレブン(撮影・西海健太郎)
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 明治安田J1リーグは8試合が行われ、親会社の日産自動車による身売り騒動があった横浜Mは柏に0―1で敗れて今季3度目の連勝を逃した。前半41分に相手のセットプレーから失点。勝ち点31で並んでいた18位横浜FCも福岡に敗れたため残留圏17位こそキープしたが、身売り報道後初の一戦で意地を見せることができなかった。広島は町田との上位対決を2―1で制した。

 横浜Mイレブンはピッチ外の不安要素を結果で払拭できなかった。柏戦は今季ルヴァン杯を含めて4戦全敗。大島監督は「90分間、選手は最後まで走って戦ってくれた。この結果は本当に悔しい」と肩を落とした。

 運にも判定にも見放された。前半18分、FWクルークスの右クロスをFW谷村が左足で合わせ、ネットを揺らした。だがVAR判定に持ち込まれ、直前のプレーで谷村が競り合った相手DF古賀のユニホームをつかんでいたとしてファウルとなった。普段は温厚な大島監督も試合後会見で「ジャッジについて聞きたい。あれをファウルとするならどうやってマークを外すのか。(谷村)海那が手をかけたシーンだけがクローズアップされた。その前に相手が引っ張っている」と感情をあらわにした。

 流れを失うと、同41分にセットプレーから失点した。さらにDF角田が相手から激しいタックルを受け続け、後半19分に負傷交代。受難続きに指揮官は「足に大きな傷を負った。いろんなところに悔しさが残る」と厳しく繰り返した。

 身売り騒動で揺れる中、大島監督が「自分たちはピッチで一戦一戦、勝ち点を重ねることにフォーカスしよう」と鼓舞。中山昭宏社長は社員たちへ現状を説明し続け「今やるべきことに集中しよう」と必死に呼びかけた。

 降格圏18位の横浜FCとは勝ち点31で並んだままで土俵際は続く。中山社長が「守り抜く」とこだわる価値とブランドはJ1の舞台にいるからこそ。残り5戦。主将のMF喜田は「ここにいられるのは当たり前ではない」と言った。今こそ価値を守るため、底力を見せていく。

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