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森保監督 練習公開と招集方針を巡り質疑応答でピリピリムードに「聞かれたから答えますけど…」

[ 2025年10月2日 15:31 ]

<サッカー日本代表 会見>会見に臨む森保監督(撮影・西海健太郎)
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 日本サッカー協会(JFA)は2日、都内で会見を開き、10月10日の国際親善試合パラグアイ戦(大阪・パナスタ)、14日の同ブラジル戦(東京・味スタ)に臨む日本代表メンバーを発表した。MF遠藤航(リバプール)ら27人が選出された。

 質疑応答では、ブラジル戦の3日前練習が冒頭15分間しか公開されないチームスケジュールについての質問が出た。「ケース・バイ・ケース」との認識を示した森保監督に対し、質問者が「2年前の10月は2日前から非公開だった」と指摘すると、森保監督は「23年と比べただけですか?」と眉根を寄せて逆質問。質問者は「日本で2試合やるケースが少なく、サンプルが少ない。トータルで見ても3日前は全公開というのが多い」と答え、森保監督が苦笑いを浮かべると「そこ(23年)だけで比べたわけではないですけど、聞かれたので答えました」と付け加えたため、ピリピリムードが漂った。

 森保監督も「私も聞かれたから答えますけど」と対抗。「できればメディアのみなさんにはできる限り見てもらいたいと考えている。しかしながら、カタールW杯の際は4日前から、相手対策でみなさんに非公開にご協力いただいて試合に挑んだ。今回は3日前からですが、これまでもチーム状態を見て公開できるところは公開してきた。答えになっていないですが、ケース・バイ・ケースで考えさせていただきたい」と説明すると、「(議論が)平行線になるから」と回答を打ち切った。

 同じ質問者からは、DF伊藤洋輝(Bミュンヘン)が3月の代表戦後に右足を骨折したことで、代表活動での負荷を考慮して招集方針等に変更を加えたか、との質問もあった。森保監督は「そこは自分(質問者)の中で落とし込んでいただければ。我々はコンディションを見て選手、チームのためになるように判断している」と結果論では考えていないと回答。「招集方針は代わったのか?」との念押しには「代わってないです」と食い気味に答え、質問者が伊藤のケースを「森保さんのせいとは言ってない」と断ると、「みんなで議論しますか?」とまたも苦笑い。9月の米国遠征2試合でメンバーをほぼ分けたことを例に挙げて「私が監督になって(代表戦で)2戦フルに使う選手は減ったと思う」と主張し、「欧州、Jリーグで普段フルに戦っている選手が、さらに代表でインテンシティー、ストレスのかかる試合をしないといけない。選手がケガするリスクを減らしてチーム、本人も経験値の中で成長できる、かつ(所属)チームに少しでも良い状態で帰ってもらいたい。本人、クラブ、日本のためにと考えた中で、選手たちの起用は常々考えています」と強調した。

 ▽日本代表メンバー

【GK】早川友基(鹿島)大迫敬介(広島)鈴木彩艶(パルマ)

【DF】長友佑都(FC東京)谷口彰悟(シントトロイデン)板倉滉(アヤックス)渡辺剛(フェイエノールト)安藤智哉(福岡)瀬古歩夢(ルアーブル)鈴木淳之介(コペンハーゲン)

【MF/FW】遠藤航(リバプール)伊東純也(ゲンク)南野拓実(モナコ)鎌田大地(クリスタルパレス)相馬勇紀(町田)小川航基(NEナイメヘン)前田大然(セルティック)堂安律(フランクフルト)上田綺世(フェイエノールト)町野修斗(ボルシMG)中村敬斗(スタッド・ランス)佐野海舟(マインツ)久保建英(Rソシエダード) 斉藤光毅(QPR)望月ヘンリー海輝(町田)藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)

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