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川崎Fがクラウドファンディングを使った子ども食堂支援をアシスト 高校生と陸前高田市を橋渡し

[ 2025年5月13日 04:30 ]

クラウドファンディングの報告会に参加する川崎F・吉田明宏社長、かわさきこども食堂ネットワーク・佐藤由加理理事長、斎藤愛桜さん、陸前高田市・佐々木拓市長(左から)
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 サッカーのJ1川崎フロンターレが、クラウドファンディングを使った女子高生による子ども食堂支援に協力し、このほど報告会がUvanceとどろきスタジアムbyFujitsuで行われた。

 昨年9月下旬に川崎市在住の当時高校3年生だった斎藤愛桜(あいら)さん (18)が文化祭の取り組みで「復興米」を使ったこども食堂支援を目的に「あなたの100円で子どもたちを幸せに!!」と題したクラウドファンディングを開始。文化祭でプレゼンテーションを行うなど協力を呼びかけ、約2カ月で目標金額だった12万円を上回る17万円を集めた。

 斎藤さんからの申し出でプロジェクトの受け皿となることが決まっていたNPO法人かわさきこども食堂ネットワークが、被災地で生産された復興米の選定にあたって日頃から支援を受けている川崎Fに相談。同クラブに東日本大震災からの復興を支援してきた岩手県陸前高田市のブランド米「たかたのゆめ」を紹介され、購入した200キロを3月中に川崎市内にある食堂8カ所に配ったという。

 斎藤さんは「皆さんの温かい気持ちが実現を大きく後押ししてくれました」と支援に感謝。「思っているだけでは何も変わらない。勇気を出して小さなことから少しずつ始めてみることが大事。活動を通して世界の課題に対して自分にもできることがあるということを実感しました」と活動を振り返った。今春から大学に進学したといい「以前より関心があった児童福祉についてさらに学びを深めたい」と力強く語った。

 川崎Fの吉田明宏社長は「斎藤さんの“自分でやろう”という尊い気持ちに感銘を受け、お手伝いしましょうということになった」と説明。価格高騰で米を集めること自体が簡単ではない状況の中、高校生の思いと取り組みを支える貴重な“アシスト”になった。

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