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侍ストライカーが世界で躍動! 三笘は9点目 町野は中田英寿以来、欧州5大リーグ1年目で2桁得点

[ 2025年4月28日 01:30 ]

キールFW町野(AP)
Photo By AP

 ブライトンのMF三笘薫(27)が自身イングランド・プレミアリーグ初の2桁得点に王手をかけた。途中出場した26日のホーム・ウェストハム戦で2戦連発となる今季9点目。3―2の逆転勝利に貢献した。キールのFW町野修斗(25)は4―3で制したホームのボルシアMG戦で2得点し、ドイツ1部1季目で欧州5大リーグでは日本人6人目のシーズン10得点を達成。26年W杯出場を決めたばかりの日本代表戦士が各地で躍動した。

【三笘 気迫ダイビング】
 三笘が6戦ぶりの勝利につながる貴重な一撃を決めた。後半18分から出場すると1―2の同44分だ。定位置の左サイドからゴール前へと位置を移していた時間帯で「戦術的に入れ替わったところもある。チームとしての狙いがうまくはまった」。右からの折り返しに体を投げ出すように頭を合わせた。

 「ボールが来ることだけを願っていた。素晴らしいアシストとチームとしてあそこまで持ってきてくれた。チームのゴールと思う」。チーム一丸で奪った三笘の同点弾がアディショナルタイムの決勝点も呼び込み、2分け3敗と苦戦が続いていたチームは10位から暫定9位に浮上。欧州カップ戦出場権獲得にも望みをつないだ。

 三笘は世界最高峰リーグ参戦3季目で自己最多を更新する9点目。残り4試合。2桁達成は十分射程圏だ。チーム成績を最優先するアタッカーは「いかに勝利できるかだと思う。どんな勝利でも貢献できればいい」と強調するが、10得点のFWペドロに次ぐ得点力でさらに数字を伸ばせば、チームの上位進出にも直結するはずだ。

 右かかと負傷の影響で12日のレスター戦は今季初の欠場。続く2試合はベンチスタートとなった。この日も試合前には問題がなかったという腰を気にするしぐさが目についたが「大丈夫だと思う。ずっと付き合っていかないといけないところもある。しっかりとコンディションを整えていきたい」ときっぱり。残り試合でも勝利につながるゴールを目指す。

【町野 先制&左足V弾で最下位脱出】
 町野が崖っ縁のチームを救った。先制弾&決勝弾で今季3度目の1試合2得点。4―3の打ち合いを制して「この瞬間のためにやっている。最高。ゴールで勝利をもたらして本当にハッピー」と笑った。ドイツ1部1年目での10得点は、香川真司がドルトムントで10~11年シーズンに記録した8点を抜いて日本人最多。欧州5大リーグでは中田英寿が98~99年にペルージャ(セリエA)で10得点を挙げて以来2人目の快挙だ。

 前半14分の左CKでは相手との駆け引きを制してニアでヘディング弾。「前日に同じようなトレーニングで決めていた」と、狙い通りの一発で流れを呼び込んだ。3―3の後半終了間際にはゴール前の混戦でこぼれ球に反応して左足で右隅へ。脚をつっていたが気力を振り絞り「最後は集中した。大仕事ができた」と自賛した。

 この勝利でチームは暫定で最下位から脱出。残り3試合での降格回避へ、忍者ポーズがトレードマークのFWは「まだまだ取れる」と自信を漂わせた。

≪欧州2桁弾 最大4人に≫
 欧州5大リーグでは、町野は11日のRCランス戦で計10得点としたフランス1部SランスのFW中村敬に次いで今季日本人2人目の2桁得点を達成。1シーズンでの複数人達成は初の快挙で、9得点の三笘、堂安がさらに加わる可能性がある。

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