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森保監督 W杯最終予選進出濃厚で、6月の2試合は新戦力発掘テストに「選手も戦術も試せれば」

[ 2024年3月25日 21:55 ]

サッカー国際親善試合   U―23日本代表 2―0 U―23ウクライナ代表 ( 2024年3月25日    福岡・ミクニワールドスタジアム北九州 )

日本代表の森保監督
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 今夏のパリ五輪出場を目指すU-23日本代表はU-23ウクライナ代表に2-0と快勝。パリ五輪予選前、最後の国際親善試合2連戦を1勝1敗で終えた。今後は大岩剛監督(51)指揮の下、来月15日開幕の五輪最終予選を兼ねたUー23アジア杯カタール大会に臨む。

 試合を視察したフル代表の森保一監督(55)は、国際サッカー連盟(FIFA)が26日のW杯アジア2次予選の北朝鮮―日本戦の開催を見送ると発表したことについて「選手の休息ができたというところはポジティブに受け止めたい」と前向きにとらえた。

 一方で、不戦勝になった場合は4連勝で、9月開幕の最終予選進出が決定する。「順位よりもチームでレベルアップ目指して」という同監督だが、突破が決まれば6月の2試合(ミャンマー戦、シリア戦)はいわば消化試合になる。

 「試せるところは試していきたい。ベースを固めるところは固める。両方やっていかなければいけない」という同監督はFIFAの最終決定をひとまず待つというが、6月の2試合を有効に使う考えは頭にある。新戦力発掘など新たなテストの場となる可能性が高くなり、指揮官は「6月の活動は最終予選につながっていく。我々のベースを固めていくところと、試せるところは選手も戦術的にも、6月で試せればと思います」と話していた。

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