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U―23日本代表 パリ五輪出場ウクライナに2発快勝!4月のアジア最終予選へ弾み 田中は大岩J初得点

[ 2024年3月25日 21:09 ]

サッカー国際親善試合   U―23日本代表 2―0 U―23ウクライナ代表 ( 2024年3月25日    福岡・ミクニワールドスタジアム北九州 )

<U-23日本代表・U-23ウクライナ代表>後半、佐藤(右から2人目)がゴールを決め喜ぶイレブンら(撮影・小海途 良幹
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 今夏のパリ五輪出場を目指すUー23日本代表はUー23ウクライナ代表に2ー0と快勝。パリ五輪予選前、最後の国際親善試合2連戦を1勝1敗で終えた。今後は大岩剛監督(51)指揮の下、来月15日開幕の五輪最終予選を兼ねたUー23アジア杯カタール大会に臨む。

 日本は前半5分、先発したFW荒木遼太郎(22=FC東京)が早速シュートを打ったが枠外。同14分にもFW荒木がペナルティーエリア内から放った強烈なシュートはGKにセーブされて得点とはならなかった。同33分、右CKのこぼれ球をMF松木玖生(20=FC東京)が左足でボレーシュート。クロスバーに弾かれるなどチャンスを決めきれなかった。

 それでもFWムドリク(23=チェルシー)ら主力メンバーの多くを欠いた相手を押し込む展開が続くと、後半3分に待望の先制ゴール。右コーナーキックのチャンスにDF関根大輝(21=柏)がニアサイドでヘディングシュート。ファーサイドに流れたボールはクロスバーに弾かれるが、ゴール目前に詰めていたMF佐藤恵允(22=ブレーメン)が頭で押し込んだ。佐藤は大岩ジャパンで細谷の9得点に次ぐ8得点目。

 なおも攻め手を緩めない日本は同31分に追加点。MF佐藤が前線でボールを奪取すると、そのままスルーパス。これは相手DFに防がれるが、こぼれ球を途中出場のMF田中聡(21=湘南)が拾って左足一閃。豪快なシュートをネットに突き刺し、大岩ジャパン初得点を記録した。

 22日のUー23マリ戦は1ー3と惨敗した日本だったが、この日は前半からゴールへの意識の高さを示して快勝。4月の五輪予選へ向け弾みをつけた。

 ▼大岩監督 大雨の中スタジアムに来ていただいてありがとうございました。1試合目があっての2試合目でしたので、選手たちの反応に、非常に収穫があったかなと思う。我々のセットプレーの強みも出たし、前線からのアグレッシブな守備にも出られましたし、あとはしっかりと自分たちが保持をするところ、1戦目を踏まえて2戦目はよくできたと思う。

<パリ五輪アジア最終予選 Uー23日本代表日程>
4月16日 1次リーグB組第1戦・Uー23中国代表
4月19日 1次リーグB組第2戦・Uー23UAE代表
4月22日 1次リーグB組第1戦・Uー23韓国代表

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