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U―23日本代表・大岩監督、五輪最終予選前ラストの国際親善試合へ「待つだけでなく思い切って」

[ 2024年3月24日 17:15 ]

<U-23国際親善試合前日練習>会見する大岩監督(撮影・岡田 丈靖)
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 サッカーのパリ五輪アジア最終予選(来月15日開幕、カタール)を控えるU―23日本代表は、あす25日に福岡・ミクニワールドスタジアム北九州で国際親善試合U―23ウクライナ代表戦に臨む。24日には大岩剛監督(51)が会場で前日会見に出席し「最終予選に向けての最後の試合。しっかりと準備して向かっていく」と語った。

 22日のU―23マリ代表戦は先制したが、アフリカ勢特有のフィジカルや相手が試合中に変更した戦術に対応できず1―3で逆転負け。試合中の適応力や中2日での修正力は最終予選はもちろん、パリ五輪でも求められる。大岩監督は「大会中は当然こういう状況もあり、次の試合で勝ち点を奪うことになる。対戦相手、選手の状態を含めて送り出したい」と話した。

 指揮官はこの日のミーティングで「相手も我々を分析した中でプレーを変えてくる。予想と違ったプレーをしてきた時にオプションとして持っている我々のやり方をそれぞれでアクションを起こす。待つだけでなく、もっと思い切ってやることが、ミスを修正していく過程になる」と伝えたという。

 課題はビルドアップやボール奪取後のファーストプレー。大岩監督は「課題に向き合って、明日の試合に向かっていきたい」と見据えた。

 ▽パリ五輪アジア最終予選 U―23アジア杯として4月15日~5月3日にカタールで開催。パリ五輪最終予選を兼ねた大会で16チームが出場。4組に分かれて1次リーグを行い、各組上位2チームが決勝トーナメント進出。上位3チームが本大会出場権を獲得。4位チームはアフリカ予選4位のギニアとプレーオフ。日本は1次リーグB組で韓国、UAE、中国と対戦する。

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