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C大阪・香川「たかが3試合。もっと増やしていけるように」 自身が得点すればチームは勝利

[ 2024年3月10日 06:00 ]

明治安田J1リーグ第3節   C大阪2-1東京V ( 2024年3月9日    ヨドコウ桜スタジム )

C大阪・香川

 C大阪はMF香川真司(34)が今季初ゴールを決め、東京Vに2―1で競り勝った。

 クラブ設立30周年イヤーの“快幕”を飾ったのは、やはりこの男だった。C大阪の香川が今季初ゴールとなる先制弾。一度は追いつかれたがFWセアラのPKで勝ち越し、今季初勝利を手にした。

 「フリーすぎたので、時間がすごく(長く)感じましたけど、冷静に決められたかなと思います」

 前半42分だ。今季初先発のMFクルークスが右サイドをこじ開け、ファーサイドへクロス。絶好のポジションにいた背番号8が頭で叩きつけ、ゴールネットを揺らした。意外にもJ1でのヘディング弾は自身初だ。

 昨季は12年半ぶりに古巣へ復帰し、唯一の全試合出場。3月12日の鳥栖戦(ヨドコウ)で4684日ぶりにJリーグでのゴールを記録したが、計2得点に終わった。今季はより攻撃的なMFとして、小菊監督からもシーズン10得点を厳命されている。復帰後、得点を挙げた3試合は全て勝利と“不敗神話”も継続中だ。「たかが3試合。もっとその数を増やしていけるように」。さらなる爆発を予感させた。 (北野 将市)

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