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横浜キューウェル体制でキャンプ対外試合3戦全勝フィニッシュ「素晴らしい内容」選手も手応え語る

[ 2024年2月1日 20:57 ]

<横浜・松本山雅>練習試合後、報道陣の取材に応じるキューウェル監督
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 横浜F・マリノスは1日、宮崎キャンプ中最後の練習試合として、アミノバイタルトレーニングセンター宮崎でJ3松本山雅と30分×4本で対戦し、7―3で快勝した。これで、今季から指揮を執るハリー・キューウェル監督(45)体制での今キャンプ実戦は3戦全勝。先月22日の初日から順調にメニューを消化しており、あす2日にキャンプを打ち上げる。

 横浜が武器とする攻撃陣がさらに強化されている。1本目にMF天野純が先制点を奪うと、2本目にFWアンデルソン・ロペスとFWエウベルがそれぞれ得点。3本目にはFW植中朝日が2得点を奪い、FW宮市亮とDF吉田真那斗もゴールを決めた。

 今キャンプ中の練習試合は計3試合を行い、全て30分×4本で実施し3戦計16得点。新指揮官指導の下、昨季までボランチのポジションだったMF山根陸を1列前のポジションでプレーさせるなど新布陣で攻撃を強化してきた。山根が「一つ前のポジションに入ることで、よりゴールに近いのでチャンスクリエイトは求められる。やり方は固まってきている」と充実ぶりを話せば、宮市は「点数がけっこう入ってるのでポジティブ。よりマリノスらしいサッカー。そこは突き詰めたい」と手応えを語る。

 今キャンプの公開はこの日が最終日。キューウェル監督は試合後の取材で「ずっとハードワークしてきた。この試合でも全員が素晴らしい働きをしてくれた。宮崎で素晴らしい内容で練習することができた」と総括した。

 14日にはアウェーでACL決勝トーナメント1回戦のバンコクU戦に臨み、リーグでは2年ぶりの王者奪回を狙う。指揮官は「シーズンが始まれば50試合以上、タフな試合が待っている。それをやり抜くための準備にフォーカスして整えることができた」と自信を示した。

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