横浜が宮崎キャンプ総仕上げ突入　FW宮市は手応え語る「やりたいサッカーも見えてきた」

＜横浜F・マリノス宮崎キャンプ最終クール初日＞全体練習で汗を流す宮市
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　2年ぶりのリーグ王者奪回を狙う横浜F・マリノスは30日、宮崎キャンプ最終第2クールに突入した。午前と午後の2部練習を実施。FW宮市亮（31）は練習後の取材に応じ、今季から指揮を執るハリー・キューウェル監督（45）体制での手応えを口にした。

　キャンプインから9日目となり、練習試合で2連勝しながら、全体練習ではより攻撃的な戦術を浸透させている。「やりたいサッカーも見えてきた。攻守にダイナミック。ウイングに求められる1対1の練習も多い。個も求められるし、そこに入れるまでのつなぎの部分で丁寧にやってるところがあるので、それが機能すればどんどん点を取るチャンスも増える」と宮市。

　指揮官からは「ミスしていいからチャレンジしていけ」と声を掛けられるという。

　今キャンプの実戦機会も残り1試合となった。来月14日からはアジア・チャンピオンズリーグ（ACL）決勝トーナメントが控えている。宮市はキャンプ総仕上げへ「終盤で疲労もあるけど、いいものにしたい」と表情を引き締めた。