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イングランド代表などを率いたエリクソン氏ががんを告白 余命は「ベストな状況でも約1年」

[ 2024年1月11日 20:53 ]

イングランド代表監督時代のスベン・イェラン・エリクソン氏(AP)
Photo By AP

 サッカーのイングランド代表などで監督を務めたスベン・イェラン・エリクソン氏(75)が11日、母国スウェーデンのラジオ番組で膵臓(すいぞう)がんと診断されたことを告白した。複数の海外メディアが報じた。手術は不可能で進行が遅い場合でも余命は1年程度という。

 昨年2月から健康上の問題で公の場に出ることを控えていたという同氏は、余命に関して「ベストな状況でも約1年、最悪の場合は短くなるだろう」と告白。「激しい痛みはなく、進行を遅らせることはできるが、手術はできない」と語った。

 エリクソン氏はローマやサンプドリア、ラツィオなどで監督を歴任して2001年にイングランド代表監督に就任。MFベッカムらを率いて02年、06年W杯に出場したが、いずれもベスト8に終わった。その後もマンチェスター・シティーやメキシコ代表、コートジボワール代表などで指揮を執った。

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