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遠藤保仁 “異例”G大阪トップチームコーチ就任のワケは…

[ 2024年1月10日 04:30 ]

14年、J1年間王者に輝き、シャーレを掲げ喜ぶ遠藤保仁
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 G大阪の梶居勝志強化部長(60)が、遠藤保仁の異例のトップチームコーチ抜てきの意図を明かした。「G大阪を良く知り、最も選手目線に近い。ポヤトス監督と選手の間に入ってくれる潤滑油的な人材が必要だった」。引退後にアカデミー指導から始めた松波正信(現J2長崎アカデミーダイレクター)や宮本恒靖(次期日本協会会長)たちとは違うロードマップを描いたのは、2年目を迎えるポヤトス体制をより盤石にさせるためだった。

 昨季チームは7連敗でシーズン終了。3年連続で残留争いと苦しい時期を過ごす。指導者1年目の遠藤に過度な期待や責任を背負わせることはないが「G大阪、日本代表での経験値をうまく伝えてほしい。彼は見えているところが違うし、その感覚を伝えてくれれば」と話す。クラブの“魂”ともいえるレジェンドの復帰を、強豪復帰への起爆剤にしたい。

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