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Jリーグ 秋春制移行が事実上の決定 実行委で全60クラブによる投票、賛成過半数超え 19日正式決定

[ 2023年12月14日 14:56 ]

Jリーグ

 Jリーグは14日、都内で実行委員会を開き、リーグ戦の開幕時期を現行の2月から8月ごろに変えるシーズン移行について、Jリーグ全60クラブによる投票を実施。(1)「26―27年シーズンからシーズン移行を実施することを決め、残された課題を継続検討していく」、(2)「現段階ではシーズン移行を決めない。数カ月の検討期間を目安として継続検討を行う」、(3)「シーズン移行を実施しない。今後も継続検討を行わない」のいずれかに投票する方式で(1)が52クラブ、(2)が7クラブ、(3)が1クラブと移行賛成派が過半数を超え、事実上の決定となった。

 今後は投票結果をもとに、19日に行われる理事会で最終決定。長年に渡って議論されてきた、いわゆる“秋春制”は最短で26年夏に始動することになる。

 樋口順也フットボール本部長は「52クラブもシーズン移行に賛成という簡単なものではなく、詰めていかなければいけない課題はあるという話を時間をかけて話した。まずは決めた上で残された課題をスピーディに継続検討していこうという話」と説明。その上で「残された課題はたくさんある。スポンサー、ファン・サポーター、ステークホルダーへの説明もまだまだ足りない。移行期の大会方式も定まっていない。こういうものもより詳細に詰めていかないといけない。決算期を変えるクラブもある。やるべきことは山積み。財源の活用ももっともっと詰めていかなければいけない部分もある」と語った。

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