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セルティック古橋 待望の欧州CL1号!出場8試合目で“リーグ得点王”の意地見せた

[ 2023年10月6日 04:50 ]

欧州CL1次リーグ第2戦   セルティック1―2ラツィオ ( 2023年10月4日 )

<セルティック・ラツィオ>前半、先制ゴールを決め喜ぶ古橋(AP)
Photo By AP

 セルティックの日本代表FW古橋亨梧(28)が4日、ホームのラツィオ戦で欧州CL初得点を決めた。前半12分にFW前田大然(25)が起点となって先制点。試合はMF鎌田大地(27)がフル出場したイタリアの強豪に敗れたが、出場8戦目で足跡を残した。

 日本代表に選出された日に、スコットランド名門のエースが待望のCL1号を決めた。前半12分、前田が右サイドから切れ込んで中央にパスを出すと、MFオライリーが前方に送り、ペナルティーエリアに走り込んだ古橋がボールを呼び込んで右足ダイレクトでシュート。GKの足元を抜く先制点を挙げた。

 「ハードワークをすれば、望む通りになれることを世界に示したい」と意気込んだCL初挑戦の昨季は1次リーグ全6試合に出場したが、1点も挙げられないままチームも2分け4敗で敗退。壁の高さに「結果を追求していかないと」と思いを新たにした。W杯出場を逃した悔しさを乗り越え、リーグ得点王の実績を引っ提げて再挑戦。屈強な相手と渡り合うために磨いた鋭い抜け出しと冷静なフィニッシュで通算8戦目でネットを揺らし、満員の5万6063人が埋めたホームを熱狂させた。ロジャーズ監督からも「素晴らしいゴール」と称えられた。

 1―1の後半41分には前田とともにゴール前で相手のマークを引きつけ、FWパルマが勝ち越し点を決めたかと思われたが、判定はオフサイド。逆に終了間際の失点で敗れた。「ゴールという形でみんなを助けられるようにしたい」と話す古橋にとって負ければ個人成績は意味がない。チームは連敗でE組最下位。次は勝ち点3をもたらす一撃を決める。

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