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岩渕真奈 引退会見で涙も「幸せだった」 澤穂希さんと“共闘”約束

[ 2023年9月9日 04:11 ]

岩渕真奈の引退会見に澤穂希さんがサプライズ登場
Photo By スポニチ

 サッカー女子の元日本代表で11年W杯優勝メンバーのFW岩渕真奈(30)が8日、都内で現役引退会見を行った。1日に自身のSNSで引退を表明。引き留めも含め大きな反響があったようで「寂しい気持ちはある」と涙を拭いながら、16年間の選手生活を「素晴らしい人たちに恵まれて幸せだった。後悔はないです」とすがすがしい表情で話した。

 引退理由については、W杯メンバー落選が直接の原因ではなかったことを強調。足首の手術後、再起を図って昨季はトットナムに移籍したものの、「自分がやりたいプレーができなくなっている感覚」が強くなり、「今がベストのタイミング」と決断したという。

 会見には、優勝した11年W杯、銀メダルを獲得した12年ロンドン五輪で一緒にプレーした澤穂希さんがサプライズ登場。ねぎらいの言葉とともに「今後も日本のサッカー界のために一緒に頑張っていけたら」と“共闘”を約束していた。

 ◇岩渕 真奈(いわぶち・まな)1993年(平5)3月18日生まれ、東京都出身の30歳。小2でサッカーを始める。07年に14歳で日テレ・メニーナからトップチームの日テレに登録され、リーグ優勝3度。13年ホッフェンハイム、14年Bミュンヘン、17年INAC神戸に移籍し、21年からイングランドのアストンビラ、アーセナル、トットナムでプレー。なでしこジャパンでは通算90試合で37得点。11年女子W杯優勝、12年ロンドン五輪銀メダル。1メートル56。

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