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ラツィオ・鎌田 王者討ち移籍1号 股抜き豪快ミドルで今季初勝利導いた「特別な夜になった」

[ 2023年9月4日 04:00 ]

セリエA   ラツィオ2-1ナポリ ( 2023年9月2日 )

<ラツィオ・ナポリ>後半、加入後初ゴールを決め、祝福される鎌田(右から2人目)(AP)
Photo By AP

 セリエAの名門ラツィオの日本代表MF鎌田大地(27)が2日、敵地のナポリ戦で移籍後初ゴールを決めた。1―1の後半7分、速攻から強烈な左足ミドルで決勝弾。昨季王者を撃破し、チームに今季初勝利をもたらした。また、ブライトンの同MF三笘薫(26)も3―1で勝利したニューカッスル戦で、今季3つ目のアシストを記録。4日からドイツでスタートする代表合宿へ弾みをつけた。

 記念すべきセリエA初ゴールは、昨季覇者を撃破する会心の一撃だった。舞台は地元ナポリの英雄を冠したマラドーナ競技場。1―1の後半7分、フェリペ・アンデルソンの右クロスをルイス・アルベルトがスルーすると、斜めに走り込んできたのが鎌田だ。左に流れながら巧みなボールコントロールで、最後はDFの股を抜く強烈な左足ミドルをゴール右隅に叩き込んだ。

 鎌田は試合後、SNSに両手人さし指を天に掲げる自身の写真とともに「First goal and First win」とつづり、地元メディアには「ゴールができて、チームの助けになれて幸せ。特別な夜になった」と語った。

 強敵ナポリ相手にゴールを決めたのは、森本、長友に続き日本人3人目。チームも開幕3戦目で初勝利を飾った。「カマダは前線への飛び出し、巧みなボールさばきと、この2つのスーパーな能力を持っている」とサリ監督。森保ジャパンの司令塔は、昨年のW杯で撃破したドイツとの再戦へ、最高の形で日本代表に合流する。

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