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Rソシエダ・久保またまた存在感!初2発 開幕4戦連続MOM 乾超え日本人最多スペイン18点目

[ 2023年9月3日 04:00 ]

スペイン1部   Rソシエダード5―3グラナダ ( 2023年9月2日    スペイン・サンセバスチャン )

グラナダ戦の前半、自身2点目のゴールを決め、ガッツポーズするレアル・ソシエダードの久保
Photo By 共同

 スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)が2日、ホームのグラナダ戦で自身初の1試合2得点で5―3の今季初勝利に貢献した。

 開始9分の速攻で最終ラインの裏に抜けてパスを受け、右サイドから中央に切れ込んで20メートル足らずの距離からゴール右隅を打ち抜く先制点。1―1の前半44分には右サイドでボールを受けてペナルティーエリアに進入し、左足でファーサイドに追加点を蹴り込んだ。

 スペイン5年目で1試合2得点は初。公式戦9得点6アシストの昨季からさらに飛躍を期し「2桁得点はいきたい」と話していた中、開幕4戦で早くも3得点だ。スペイン1部通算18得点とし、16点で並んでいた乾貴士をかわして日本人単独最多となった。

 試合の2日前まで右大腿四頭筋の違和感で4日続けて別メニュー調整。一時は出場も危ぶまれたが、結果で不安を振り払った。開幕から3戦連続マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた間に1得点1アシスト。しかし、チームは3戦連続で引き分け、アルグアシル監督は「久保は4得点4アシストできた」と話していた。その言葉に応えるように存在感を見せつけた。

 後半14分には起点となって3点目に関与。同31分にも5点目となるオウンゴールを誘発し、34分に退くまで奮闘した。4戦連続マン・オブ・ザ・マッチ。今季初勝利を支え、日本代表の欧州遠征にも最高の弾みをつけた。

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