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川崎F PK戦制し2年ぶりタイトルに弾み 守護神・鄭成龍“神セーブ”連発

[ 2023年8月31日 04:45 ]

天皇杯準々決勝   川崎F2―2(PK4―3)新潟 ( 2023年8月30日    デンカS )

<新潟・川崎F>PK戦で勝利し喜ぶ鄭成龍(左から3人目)ら川崎Fイレブン(撮影・西海健太郎)
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 PK戦にもつれ込む死闘を制し、川崎Fが2年ぶりのタイトル獲得へ望みをつないだ。鬼木監督は「退いた選手も含めて、最後の最後まで気持ちの強さを見せてくれた」と気持ちを切らなかった選手たちを称えた。

 1―1の延長後半に大卒新人FW山田のゴールで勝ち越しも、アディショナルタイムに追いつかれて同点。PK戦ではベテランGK鄭成龍(チョン・ソンリョン)が2つのセーブで相手の勢いを止めた。キッカー1番手で成功し、流れを引き寄せたFW小林は「今までになかったくらいの一体感。チームが一つになっていい方向に進んでいけると感じた」と振り返った。リーグ戦は9位と苦しむ中で、タイトルに最後までこだわる姿勢を示した。

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